<教えて!たなえり先生>#38-今からの季節必須!〝防寒対策〟
こんにちは、多奈ゑりきもの教室のたなえりです。日に日に寒くなるこの季節、着物の時の防寒対策ついてのお話です。
インナー編
通常の肌着では寒いと感じた場合は肌着の素材や形態を変えてみましょう。晒しの肌着を使っている方でしたら、ダブルガーゼにすると少しほっこりと暖かくなりますし、絹の下着は乾燥対策にもなります。
また、通常の着物用の下着(肌襦袢等)は身八つ口があり脇の風通しがよくなっているので、寒く感じる場合もあります。そんな時は着物用の下着にこだわらず、襟ぐり広めのインナーシャツなども着物の下着として着ることができます。
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綿100%の五分袖のインナーを着るだけでもずいぶん暖かくなりますが、寒がりさんの場合は、保温機能の高いの素材の肌着などもオススメです。
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下半身も同様、薄手のタイツやレギンスなどを着用すると、足周りのスースー感がなくなり、暖かく過ごせます。
最近では和装向けのタイツや足袋タイプのハイソックスなども販売されていますので、うまく活用してみてください。
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インナーで防寒対策をする時注意点!あまりしっかりと防寒をすると、暖房の効いた部屋に入った時「暑い!」なんてこともありますので、インナーの防寒対策は8割程度を目安にしておいた方がオススメですよ〜。
残りの2割はどこでするかというと、後述のアウター編で!
アウター編
一番のメインであるコートは皆さんご存知だと思いますので、今回はそれ以外のお話をしていきますね。
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袖口や足周りは移動時だけ装着できるアームウォーマーやレッグウォーマーが大活躍!またロング手袋なども着物の時は重宝します。
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その他にも洋服用の防寒アイテム(ネックウォーマーやスヌードなど)もそのまま使えますので、バランスを見て取り入れてみてください。
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足もと編
防寒機能のついた足袋や別珍足袋、足袋の下に足袋インナーを履いたり、足袋ソックスを履くことによって、足先のぽかぽかも保つことができます。それでも寒い時は最終手段、足裏用のカイロもあります!(笑)
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また、防寒用の履物として、爪革(足先のカバー)がついているお草履があります。
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爪革があるだけで足先が直接外気にさらされることもなく、暖かく過ごせます。
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あと大雪の日などは草履でも濡れてしまう場合もあるので、そんな時は着物の丈を少し短めに着たり、袴を履いてブーツというスタイルもありです。
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インナーは着物の形状上制限があったりしますが、普段着のアウターや足もとは洋服用のアイテムもそのまま使えるケースもあるのでいろいろ試してみてください!
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