【座談会】わたしの着物ライフに寄り添う、溺愛アイテム|キモノモダン部体験入部会(前編)
2025年8月。惜しまれながらも休止中の「キモノモダン部」が、体験入部会として緊急開催!体験入部の新メンバー4名と、2期生・3期生から4名のOGが駆け付け、8名のメンバーで様々な座談会やワークを行いました。
今回は、それぞれの人柄やライフスタイルにぴったり寄り添う「溺愛アイテム」について語り合った、座談会の様子をレポートします。
読んでいるあなたも、「私ならどのアイテムかな?」と想像しながら楽しんでみてくださいね。
つた子さん(OG)

キャッチコピー:猫と短歌と172センチ
マイペースに自分の世界を楽しむつた子さんが愛してやまないのは、Aラインきものカーディガン。

「軽くて暖かくて、旅行にも必ず持って行く“お守りカーデ”。肩にサッとかけても悪目立ちしない安心感が好きなんです」と200%の愛を語ります。
背が高く、シンプルで凛としたスタイルが似合う彼女だからこそ、この洋風なデザインが自然と溶け込み、都会的な雰囲気に。
まさに「頼れる相棒」という存在です。
すけちゃん(OG)

キャッチコピー:和洋ミックス、カメラと着物の女
カメラ片手に街を歩き、足元はサンダルに靴下。
そんな独自のセンスを持つすけちゃんの運命の一枚は、シャボン玉デニム・オーシャンブルー。

「洋服っぽくて気軽に着られるのに、着物としての存在感もちゃんとある。日常に溶け込むこの感じが最高!」と1000%の愛を表現。
型にはまらない彼女だからこそ、自由自在に着こなせるデニム着物がしっくり馴染むのです。
あのんさん(OG)

キャッチコピー:お祭り・イベント好き!親子で楽しむキモノ
お祭りやピクニック、親子でのイベントなど、日々をアクティブに楽しむあのんさん。
そんな彼女が選んだのは、レース着物-ハナミズキ(ミモザ)。ハナミズキ着物といえば、KIMONOMODERNのアイコン的存在。毎年春にオリジナルの新色が出る、人気のアイテムです。

「ミモザは、元気カラーで気持ちが上がるし、初めてのマイサイズだから思い入れも特別。ハナミズキシリーズは、毎年限定色だから“もう出ない”というプレミア感も楽しいんです」
いつも温かい笑顔で場を盛り上げるあのんさんに、この明るい一枚はぴったり。どんなシーンでも彼女らしい快活さを引き立ててくれます。
えりさん(体験入部)

キャッチコピー:分岐点のオンナ
「年齢を重ねてきて、かわいいと思うお洋服が似合わなくなってきた気がする…」分岐点にいる自身の経験を語ってくれたえりさん。
そんな彼女がゾッコンなのは、レース着物-ハナミズキ(マーメードBlue)。

「一瞬でポチったくらい運命を感じた。華やかでカジュアル、でも品もある。この絶妙さがたまらないんです」
えりさんは、色違いのアイボリーも愛用するハナミズキ着物ファンのひとり。分岐点にいるからこそ、ハナミズキ着物の「華やかさとカジュアル感の絶妙なバランス」が、しっくり、着物を楽しむ後押しになっているようです。
さちさん(OG)

キャッチコピー:イエス、自己満足!
「自分が満足していれば、それが一番!」と潔く楽しむさちさん。
溺愛しているのは、レース着物-ハナミズキ(アイボリー&黒曜石)です。
「木綿なのにキレイ見えして、どんな場にも万能。外しているようで外しすぎない、絶妙な存在感があるんです」
自己満足を大切にしつつ、結果的に周りを惹きつけてしまう彼女だからこそ、シンプルで奥行きのある2色がぴったり。
彼女の哲学がそのまま着姿に表れています。
なんと、今回参加の8人中4人がハナミズキ着物愛用者ということが判明!「持ってないけど気になる〜!」というお声が最も多かったのも、このハナミズキシリーズでした。KIMONOMODERNを代表する人気キモノ…その魅力は、シーンを問わないベーシックなデザインと豊富なカラバリなんですね。
座談会では皆さんから、新色の妄想アイデアもたくさんいただきました。次の新色発売は、2026年春です。さあ、どんなカラーが誕生するでしょう?お楽しみに。(筆者:はる)
たかちゃん(体験入部)

キャッチコピー:愛犬トイプーと長身マダム☺️
カジュアルで「おうちで洗える」が、着物選びのポイントというたかちゃん。普段は、歌舞伎や着物仲間とのランチを楽しんでいるそう。
そんなたかちゃんのお気に入りは葡萄レース着物(葡萄酒)。

「地味かなと思ったけど、とんでもない!光沢があってとっても上品。思った以上にきれいめに着られて気に入ってます」
ハツラツとしたお人柄の中にも揺るぎない品格を漂わせる彼女に、この奥ゆかしい葡萄レースがピッタリ。
UMECOさん(体験入部)

キャッチコピー:抹茶と和菓子と着物
美術館巡りや歴史ある街並みを着物で歩くのが好きなUMECOさん。
そんな彼女が衝撃を受けたアイテムは、久留米絣。

「まさに、木綿着物のクイーン。着心地も良く、産地の着物なのにこのお値段でいいの?と驚きました。グリーン好きな私が惚れた、グリーンの久留米絣が今でも溺愛アイテムです。」
着物に歴史や物語を重ねる彼女だからこそ、この伝統ある久留米絣がしっくりくるのも納得。知的な装いにふさわしい一枚です。
なぎさん(体験入部)

キャッチコピー:着物でLIVE &スポーツ観戦🏀
大雨だったこの日。「雨だと着物を着るのは挫けちゃいますね。」と笑うなぎさん。着物でLIVEやスポーツ観戦に出かけるのが好きな、アクティブタイプさんです。
音楽ライブ好きのなぎさんが選んだのは、久留米絣-In My Life(Gray)。

「何年も、何度も迷ってようやく選んだ一枚。シンプルなのに存在感があって大満足。やっぱりブラックの再販も欲しい!」
控えめで慎重派でも、心の中では誰よりも強い着物愛を持っているなぎさん。迷い抜いて選んだグレーの久留米絣で、武道館や東京ドームのライブを楽しむのが目標です。
まとめ
ひとりひとり、着物の楽しみ方が違うから。こうして幅広いお気に入りアイテムが並び、時にはハナミズキ着物のように普遍的な「かわいい」の発見もあります。
着物は単なる衣類ではなく、その人の生き方や今の気持ちに寄り添い、華やぎや勇気を与えてくれる存在。
「こんなキモノライフ。だからこのアイテムが私にピッタリ。」
そんなあなたの“溺愛アイテム”も、きっとどこかで待っているかもしれません。
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