着物を仕事にするということ 《あさいやすえのコーデコラム》#88
こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。何かはじめたい、始める季節の春に背中をちよっと押せるか!?今回は私の着物始めのお話や私ときものをお話したいと思います。
きっかけは「もったいない」!?
私がきものを着たいと思ったのは、冬物を出そうとしていたある衣替えの時間。
当時34歳だった私は今まで似合ってた洋服が何か違って『着る物がないー』と毎日思う日々‥なんだかときめかないセーターを出しつつ目にした小さな和箪笥‥ここに着れる物(=着物!!)が入ってるのに畳めもしないからひろげる事もできないし、着方が分からないから着れないんだ!という事実に半ばキレがちに『着物着れるようになろう!着るもの増える』と思ったのです(笑)うまい具合に通ってる美容院の着付けを担当してるオーナーのお母さんに着付けを習うことになりました。
そんなこんなで 着物が可愛い!着物が素敵!着物大好き からではないスタートをきるのでした。

着用甘さ控えめフレンチ格子三重紐や足袋でも
そんな私が仕事としての「きもの」を考えたのは
和気藹々とお姉様方や、お仕事に活かしたい美容師さんたちとお稽古してきものを楽しみました。
きものを着るといつもと違う自分になって、背筋も伸びて、きものを着るのがただただ楽しかったかな〜たまにお教室の皆さんで着物でお出かけしたり、ゆるくきものを楽しんでいました。
少し間があいて本格的にやろう!と思ったのは43歳の頃でした。女の人の体の変わり目、例に漏れず私も元気がなく‥年齢的に子供も諦めてポカンとこの先何をしようかと、、40歳で迎えた愛犬こゆきとの生活も慣れた頃でした。
『何が楽しかったかな』と考えたら《きもの》が浮かんできて、私はたまたまスッと習いに行けたけどこの地域にそんなお教室はないな、それ私がやろうかな‥と(笑)今考えると小さい子が『大きくなったらウルトラマンになる!』的発想なのだけど、ひとつ考えが浮かぶとゴールに向けて何をすればいい‥とやることが増えて日々の張りが戻って思わぬ行動力を発揮したのを覚えています。
現在もですが、町のピアノのせんせいをしています。お稽古事の世界は長いので習うことへのハードルは低かったのですが、近くに師事したい先生を見つけられず当時ブログをずっと愛読していた大阪ツバキ庵のマミ先生の門を思いっきり叩くのでした。まだSNSも無い時代に大阪でさまざまなセンスに触れたことは私の大きな財産、当時遠くから眺めていた方々は今も素敵なのです!

着用 大人気の<久留米絣>In My Life ざっピアノは嫌だったけどこのデザインには惚れました
こゆき庵を開講しました
伝える技術も教わり、こゆき庵をスタートさせたのは46歳、きものスタートもですが決して早くは無いのです!はじめるのに年齢は関係ないですよ!生徒さんがぽちぽちと来てくれて皆さんお家の箪笥からとっても素敵なきものを持ってきてくれるのです、そう私の住んでいる富山、そしてお里の石川は着物保有率がとっても高い地域です。そんなきものを素敵に纏って欲しいとコーディネートを学びに京都へ、これがKIMONO MODERN との出会いでもあります。
最初からコーディネートに自信があるタイプでは全然なかったのですが、色の基本や理論から色の持つイメージを学んで、素敵だなと思う人たちの装いにはこんな理由があるのかと色がとっても楽しくなりました、そしてこのきものカラーコーディネート協会の一員としてコーデを出展した《東京キモノショー》少し薄暗いブースの中でこの着物は映えるだろうなとコーデしたのがこちら

これがご縁でKIMONO MODERNの金澤のポップアップでの着付けLESSONや、東京キモノショーのブースのお手伝いなどもご依頼いただくように。

商品をコーディネートするのを楽しむワタシ
着用定番ハナミズキはやっぱり可愛い イエローは2016年の限定色でした
きものを仕事にすると言っても携わると本当に様々な分野があるのです。着方を教える、販売に携わる、着付け師として活躍する、、、などなど。私の地元は狭く着物に携わっている方が少ないのでどの分野もやるのですが、いつしか好きなのはコーディネートを組むことになっていました。
そして始まったこのコーディネートコラム。
《スタイリスト》と呼んでいただいたのもここKIMONO MODERNがスタート。カッコ良すぎて気恥ずかしい思いがあったのですがここで覚悟をいただいたのでした。

着用 ムイスト ボディーの定番半幅帯 コクリコ 変わらず好きだな
きものは私の個性のひとつ
軽いスタートだったのですが、いろんな節目で着物が気持ちを助けてくれて、富山を飛び出してたくさんの世界を広げてくれました!最初の一歩が繋がって目の前のいただいた仕事を懸命にで今に至り、自分の想像していなかった今なのです。そして今後も続けていくと思います。勉強する事たくさんあるしね。
私がきものを着るようになって良かったことは、きものを通じてあらゆる年齢の大切な方が増えたこと、わたしは愛想の良い人見知りなのですが笑、好きな事は話せる!お世話になった方も本当に多いのです。
そして着物が普段カジュアルな服装の私の、ワンピースにスーツにドレスになったりしてくれること!気の張る場所へは着物が一番なのです。
いつしかきものを着るのは私の個性のひとつとなっています、纏うだけで気分が上がる衣服ってなかなか無いですよ。
きもの着てみたいんだよな〜と思っている皆さん、ぜひ一歩を踏み出して欲しいな。
KIMONO MODERN のラインナップも気軽に始められる半襦袢や、デニム着物 着付けも決まりやすい工夫や、お洋服の延長で着れるものも多彩です。着付けに迷ったらたなえり先生のコラムもぜひヒントにしてくださいね(実は私もたなえり先生のLESSON、受講したことあるんです♡)


黄色の足袋や帯留めもKIMONO MODERN小物が充実してるのも良きところです。
一歩踏み出したら、小さなアイテムを集めるのも楽しいし、お出かけするのも、柄やしきたりに興味が出る人やハンドメイドにハマる人もいるかも‥いろんな楽しみ方が待ってますよ
完成した形をSNSなどで見る機会も多いと思うけど、疲れていて着付けが決まらない日もあったりします‥できないと落ち込むけど《深くて広い着物の世界》ゆっくりと自分のペースで、私はこの永遠の片思い的なのも醍醐味で大好きなところです♡
今きものを仕事にしてる私、思えば母方の祖母は和裁師さんで、母はきものを着る人だったのです、小さな頃から着物は着せてもらって着物姿も目にしていた。。若い時全然興味がなかったのですがね(笑)

私や今楽しんでる皆さんの着物姿が着物人口を増やしたり、のちに子供達が着物着てみたいに繋がると思うのですよね、そして大人が楽しんでる姿は未来にとっても素敵なこと!と勝手に思っています
あと数年の還暦には赤い着物作りたいな〜おばちゃんになったらもう少しゆるっと着るのもいいななんて、私も着物と共にある未来が楽しみなのですよ〜。
さてこのコラムを書いている今日、ライブに出かけます。大好きなヒロトとマーシのクロマニヨンズ(これも私の個性の一部)
♫ 振らなきゃ当たらない 始まらない ただ見てるだけでは
フルスイング フルスイング フルフル フレフレ フルスイング ♫ クロマニヨンズ フルスイング
きものはじめ きもの生活
KIMONO MODEN も私も全力で応援します!ぜひ一歩踏み出してね

着用羽織ニットジャガード羽織-ABAと帯<召しませ花>鶴の調べ












