《あさいやすえのコーデコラム》#57-わたしとKIMONO MODERNのお話

こんにちは、こゆき庵あさいやすえです。まだまだ暑いですが秋の風も感じるようになりましたね。2020年の10月ハロウィンのコーディネートから始まったコーデコラムも#57。

コラムを書き始めて3年が経とうとしています♡

ここで私とKIMONO MODERN とのテーマをいただいたので少しワタクシ事の振り返りをコーディネートと共にお話します。

褒められレース着物に出会うまで

着物を着はじめたのは、今くらいの季節。夏服を秋冬に衣替えする時でした。毎回季節の変わり目って何着てたっけ?と思う私は、畳むこともできなくて、開けることもできない着物が入ってる小さな和だんすに《ここに着れる物が入ってるのに、着れないの勿体無いな〜》と思ってしまったのです!

そんな話を行きつけの美容院で話したら、そこで着付けを担当している先生に習えることに。

今思うと、なんだか構えることなくトントンと着物の道ができたのです☺️34歳の時でした。

愛用の半襟 キモノモダンの半襟たちもたくさんです

そんなきっかけから着物を緩く楽しんで、今の自分に向かっていったのは40代に入った頃。体調の変わり目と年齢的な事とでポカ〜んと元気が無くなった事が、、、⤵️この先何をしていったらいいのかな‥と落ち込みつつウジウジと考えました。

ある日ふっと着物を着るの楽しかったよな〜と、私は悩む事なく着物を習うことが出来たけど、ここ富山では大きいお教室以外まだ着物を伝える人が少ない!と思いついて、本格的に習って伝える人になりたい!と。そんな妄想が浮かんだら、実際には誰に習おう!どうしよう!と小さなやる事がたくさん増えていって心が元気になっていきました。これが浮かんだお風呂上がりは今でも覚えています。

今考えるとピアノを教えているので、習うや伝えるにはずっと触れていましたが

七夕の短冊に《アンパンマンになりたい!》《セーラームーンになる》とか書くように、自分を顧みず勢いだけある状態で大阪へレッスンへ行きました(笑)

そんな時何を着て行こう、手持ちどうにか可愛くならないかなと、よく見ていたのが

《KIMONO MODERN》さんのサイトでした。最初のお買い物は半襟だったかな‥自分で選んだ可愛い半襟(今もプチプラで可愛いのがたくさんですよね)が加わっただけでワクワクしたの覚えています。

と本格的に勉強に行ってから事の重大さに緊張し続けてたけど、レッスンはもちろん、この当時大阪でみんなが自由にそしておしゃれに着物を楽しんでいる姿、センスある先生たち、お店との出会いは今でも私の財産なのです。

振り返ると、女の人がふっと感じる、年齢毎の体力の変化や環境の変化。私にとっては《着物》がお薬だったようです。今でも出会って動けてよかった♡と、これなかったらどうしてたんだろう?と思っています。

パーソナルカラーはスプリングです。

その大阪でパーソナルカラーを知りました。私は明るく鮮やかな色、キュートな印象が得意なイエローベース、スプリング。

それを知って、ずっと何を買えばいいか自信もなく小さなお買い物をしていた私のハートをドキュンと打ち抜いたのが

ホームページ用に組んだコーディネートは、爽やかな印象で。あなたの運命のレース着物はこちら

2016年 この限定カラーのハナミズキ。この着物が今思うと私とKIMONO MODERN さんとの縁の始まりです。KIMONO MODERNさんの商品は、当時からお洋服の延長にあるようなさりげなくて可愛い商品が多く、サイトを覗くのが楽しみでした。

そんなハナミズキを使ってのコーディネート

大阪でのレッスンを経て、こゆき庵を立ち上げました。

大事な生徒さんたちの着物のコーディネート、着物姿がまだ少ない富山では着物を着てる方が目立ちます、そんな時着物って素敵ねと思ってもらいたい!みなさんを素敵にしたいと!スタイリングを色の基礎から学ぶため大阪で出会った先生が立ち上げたKICCAへ、その一員として出展した《東京キモノショー》で、少し暗い会場でこのイエローは華やかさが出るだろうと選んだのが大好きな着物を使ったコーディネートでした。

2017年 目を引いて繊細なレースが可愛いハナミズキのお陰でお客様の投票で30位内に入ったスタイリング。

このコーディネートが縁で、翌年の東京キモノショーで社長のゆきさんとお話する機会が。北陸にもぜひ来てください!の念願がすぐ叶いました。この動きの速さ、少し先をよむスピード感はお話してても見習いたいところなんですよ。

可愛い商品を使ってのコーディネート

そして、金沢でのPOP-UPが2018年にスタート。

地元の講師として講座や販売のお手伝いに入りました。この時の講座は、賢い買い足しのコーディネート講座でした。

実際に手に取れる可愛い商品に大興奮して組み合わせたり、トルソーのコーディネートを担当させてもらったり。たくさんのお客さんと和気藹々と過ごした2日間でした。

この時から人気の着物カーディガン

その年を皮切りに、毎年来てくれてお手伝いに入るように♡

2019年はゑびす足袋さんのお見立て会も

足のお悩み解消のゑびす足袋さんと一緒に

2020年は大塚呉服店さんと

普段着物を楽しむ2つのブランドが一緒に、金澤ならではでした。

2022年はカレンブロッソさんと。この鼻緒でコラボのお草履めちゃくちゃ可愛かったです。

着物に合わせた足元までを提案できてとっても楽しかったカレンブロッソさんとのPOP UP

お手持ちを足元まで抜かりないコーディネートにするWS

金澤の地に、たくさんのコラボで。
KIMONO MODERNさんはキモノに携わるお店全体が盛り上がる事を考えてくれてる事が伝わります。このコラボで良品を知ったみなさんも多いと思うのです。私もテーマに合うWSなどを、商品に実際会える楽しい機会、講座の組み立てなどたくさんの経験をさせてもらっています。

褒められハナミズキで店頭に。茶色を合わせて秋の印象にコーディネート。販売のお仕事は、可愛い商品を使ってご提案できるのが楽しく「スタイリングで魅せる・伝える」と 、自分が伸ばして行きたい面を確認させてもらった有難い機会でした。

街に溶け込む着物♡プロフィール撮影の時にはこのレース着物をチョイスしました。このレース着物は金澤POP-UPでレース生地を発見!誕生したのですよ。

旅するKIMONO MODERN でみなさんの街に来てくれるのも嬉しいですよね。実際に手に取る機会があるとネットでも安心してお買い物できます。いつも和やかなPOP UPの雰囲気を感じに、ぜひ皆さんの街に来た際は足を伸ばしてくださいね。

そして今年も金澤に来てくれます!
私も終日いますので、日程や講座など情報お楽しみに。地元の方はもちろん、みなさんも美味しいものも可愛いものもいっぱいの金澤の旅などいかがですか?

東京への道も

金沢でのお手伝いから、東京キモノショーのブースへ助っ人に行ったことも。こんな風に合わせるといいですよ、と全体のスタイリングをお伝えするとイメージできて手に取ってもらったり。お客様のお悩みが勉強になったり。これもとっても良い機会でした。

コラムを書くようになってから、東京店で講座も。

キモノモダン部の皆さんと。

キモノモダン部のみなさん、普段着物を楽しんでくれているみなさんのお話を聞く場を作ってるのも着物を普段に着るみなさんに寄り添ってくれてますね、みなさんが悩んだり迷ったりしているパーソナルの講座を担当、普段着ている方のお悩みを汲み取ってのことですね。私自身もたなえり先生のコラム参考にしています。私のコラムもみなさんの着物ライフにお役に立っていたら嬉しいです。

東京のおしゃれなお店で。ここもネットショッピングの枠を超えて、実際に手に取ってみたいだろうな、、とのお客様の目線から生まれたのだろうな〜。

スタイリストと言う名前

そして、色んな縁で知っていただいて、この黄色のハナミズキが繋いでくれた縁で、コラムのお話もいただいて。いつも可能性を広げていただいてる気がします。

「キモノスタイリスト」と言う肩書きは、KIMONO MODERN さんが一番最初に打ち出してくれました。この連載が進むうちに、スタイリストと言う名前に説得力が出るように、そんな意識が今の自分を作ってくれてると思います。

少し大人の印象に組み合わせたハナミズキ。

文字を書くことは好きでした。お家でちまちま組み合わせて書いています♡お声がかかったことで勉強してきた色の理論はもちろん、自分では自信がなくて買えなかった故の小物使いや、着回し。パーソナルカラーの捉え方など、普段着物を楽しむ等身大な私の目線で楽しく書いています。

KIMONO MODERNとは

ホームページの最初のバナーに、大好きなキャッチコピーがあります。

《ワンピースときどき、着物。着物が再び、普段着になりますように》

おしゃれの一つに着物が加わるのはとっても楽しいです♡着付けが大変‥とかお手入れが‥とか考える前に単純に着るものの選択肢が増えるのウキウキします。

そんな楽しさをお手入れやおしゃれの面からのレース着物をはじめ、私たちの普段に寄り添いながら、少し前に少し先に道を開いてくれる導いてくれる存在。

私にとって KIMONO MODERNとの出会いやお仕事はそんな存在です。

きっとみなさんの着物ライフでもそうじゃないかな?

さらに私はそこで、色を味方になりたい印象を。
パーソナルカラーで褒められるスタイリングを。

組み合わせでもっと自信を持って楽しめる、画像で見ている着物を購入して纏った姿をより想像できてワクワクできるようにとコラムを書いています。私もみなさんの着物ライフに寄り添って少し前に繋げて行けたらいいな♡

さて、手に入れてから7年のハナミズキを着て 職人の街、富山高岡へお出かけしました。

1970年に建築されたレトロビル。いっこ下ね(笑)高岡の糸へん産業の中心地であり、当時の勢いを感じさせる立派な町家が立ち並んぶ山町筋という場所にあります。ここでは多くの女性たちが日々ミシンを踏み、健やかな成長や安全を願いながら子供たちの学生服を縫い上げていたそうです。今は少し静かな街ですがこのビルが今年カフェを併設したイベントもできるスペースとしてニューアル。

伝統に新しい印象をプラスして今に残す!は着物だけではありませんね〜。

クリームソーダでニコニコ。

木綿の刺繍お半衿-AMERI. <大人の兵児帯>リバーシブル・カットジャガード-迷宮labyrinth

新作の半襟と兵児帯を加えて、同じ着物でも少しの小物でいつも胸踊るのが着物の楽しいところ。

可愛い♡と胸が躍った着物からのお話。幾つになってもスタートできるし、楽しめる。着物にアンテナが立ったらまず初めてみましょう!はじめの一歩をKIMONO MODERN も私も背中をドンと押しますよ。