本格的改革から1年経って思うこと。

こんにちは。
KIMONO MODERN代表のゆきです。

夏に、アンケートを実施しました。
それは、ここ1年間で取り組んできたこと、ちゃんと改善されているか、まだまだ足りないところはないか、確認するためのものでした。

ずっと課題になっていたこと。
発送体制や商品の管理。

まだまだ数人で回せていた頃はよかったのですが、数年前からご注文数も増え、スタッフの人数も常に10-15人前後になり。しかし、人海戦術ではどうにも回らなくなってしまっていました。

ご予約の商品を受ける時は、
いつどのタイミングで納期を確認し、どういう時にお客様にご連絡をするのか、などルールを決めていたにも関わらず、担当者の力量でに依存する部分が大きく、お客様にご迷惑をおかけすることも度々ございました。

本格的な大改革から1年。
新しいシステムの導入、改良、導入、改良。

ルール作り、管理の徹底。
経験者の採用。ホウレンソウの徹底。

やっとちょっと、8合目。
見渡せば、在庫切れもほとんどなく
即納品はご注文の次の日には発送、
待ち子や予約品は予定通りに発送(遅れる場合は事前連絡)できるようになり、

だいぶ・・・、かなり。
お待たせをしたり、することもなくなったかと感じる今日この頃です。

もともと「待ち子割」は、ご予約を受けてから製作するので
お待たせしてしまうかわり、かなりお得なお値段でお届けする、
という商品でもあるのですが、

工場やメーカーにあらかじめ納期の確認してても
それでも・・・・
インフルエンザで製作ができない、とか
職人さんが倒れた、とか・・・・
どうしようもない理由で遅れたりすることもあったりするんですよね。

和装業界って、納期遅れるのが当たり前、
みたいな暗黙の風潮もあったりして
その辺もなんとかならないものか、試行錯誤していました。

企業努力として、
工場を見学して、直接社長とお話して
お互いによい方向で製作ができるよう話し合うこともあれば

時には・・・
何度もご相談しても納期を守っていただけないところは
仕方なく、お取り引きをやめるということもやってきました。

今は信頼の置けるところ、複数の工場を
納期によって製作数を分散したりして
納期に間に合うように工夫したりしています。

私自身、納期というのは「約束」
だと思っているのです。
だからお客様におしらせしている納期も、お客様とのお約束。

約束を守るために全力を尽くしますが
どうしても守れない時は、事前に、できない旨をお伝えする。
これはルールとして絶対にやらなきゃいけないんです。

ずーーーーっと何年も、「納期はお約束」
これを言い続けて、改良し続けて、ようやくだいぶ、
いや、時々はすみません、どうしても守れなくなってしまうこともありますが、ようやく今、お約束を守れるようになってきたかと思います。

これまで、ご予約品とかでお約束を守れず
嫌な思いをされたお客様もいらっしゃるかと思うのです。
それを思うと非常にいたたまれない気持ちで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、そのままで決してよいとは思ってこなかったので
全力で改良してきました。
そして、まだまだ改良している最中のこと、たくさんありますが
気持ちはひとつ。
みなさんに愛される、喜んでいただける
KIMONO MODERNでありたい、ということ。

ここにむけて、
スタッフみんなで取り組んでいます。

bbb haus糸島より。